セミナー名 |
都市再開発、マンション建替え、工場跡地開発の紛争予防 |
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概要 |
現在、様々な再開発プロジェクトや工場跡地開発に際し、売買対象地から土壌汚染や地中障害物が発見され、トラブルとなるケースが相次いでいます。昨年4月には、東京大田区所在の土地にアスベストを含む建材の破片が埋まっていた事案において、土地の買主であるヤマト運輸が起こした訴訟で、東京地方裁判所は、売主の荏原製作所に対して56億円余りの賠償を命じる判決を言い渡しました。また、ご承知のとおり、築地市場の豊洲への移転計画は、土壌汚染問題のために大幅な変更を余儀なくされています。この件では、建設に際して工場跡地であった敷地から環境基準値を大幅に上回る土壌汚染が発見され、78億円の和解金が支払われていますが、これは調査対策費用等のごく一部に過ぎません。売買対象地に予想外の土壌汚染や地中障害物があると多額の土壌汚染調査費用や対策費用が必要となるのみならず、工期や事業の遅延・中止などによって多額の損害を被ることになりかねません。土壌汚染や地中障害物のある土地の売主・買主の双方にとって、実務の最新状況や動向をアップデートしておくことは必須と考えられます。
<当日配布書籍> 『不動産再開発の法務――都市再開発・マンション建替え・工場跡地開発の紛争予防』 井上 治 著 A5判並製/512頁
<プログラム> 1.不動産再開発と法的リスクの概観
(特定有害物質、ダイオキシン類、産業廃棄物、埋蔵文化財、アスベスト、PCB、油類) (2)契約実務(紛争予防のための契約のまとめ方) (3)問題が発生した場合の交渉術(トラブルの深刻化を避けるためのポイント)
(2)契約実務(紛争予防のための契約のまとめ方) (軟弱地盤・液状化、構造、耐火性能、漏水、非構造部材(天井等)、有害物質の使用・含有)
※セミナー後には懇親会(近くのお店にて)も予定しております。 講師や担当者同士での意見交換の場としても是非ご活用ください。 ※セミナー後、WEB配信予定です(有料)。遠方の方や忙しくて参加が難しい方は是非こちらをご利用ください。 |
開催日 |
2017年07月21日(金)
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開催時間 |
15:00~17:00 (14:30 受付開始) |
会場名 |
牛島総合法律事務所 セミナールーム |
会場所在地 |
〒 1030028 <アクセス> 東京メトロ「溜池山王」駅7番出口直結 |
講師名 |
井上 治 氏(牛島総合法律事務所 パートナー弁護士) 1986年北海道大学法学部卒業。1991年弁護士登録。1998年ニューヨーク州弁護士登録。2000年ニューヨーク大学ロースクール法学修士課程修了。2004年より慶應義塾大学法科大学院非常勤講師。不動産取引、土壌汚染・地中障害物訴訟、M&A取引における環境法デューデリジェンスなどを担当。昨年10月に裁判上の和解が成立した都市再生機構と三菱製紙間の訴訟(機構側)など、多数の土壌汚染・地中障害物案件を手がけている。 |
受講料 |
14,800円(税別・書籍代込) |
定員(名) |
50 |
主催・協力 |
主催:レクシスネクシス・ジャパン株式会社 |
問い合わせ先 |
レクシスネクシス・ジャパン株式会社 |